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AWS Certified Database - Specialty (DBS-C01) に合格した

2021年8月の目標に掲げていたAWS認定データベース専門知識の試験に無事合格したのでまとめておく。

2018年のDeveloper Associate2019年のDevOps Engineer Professional2020年のSecurity Specialtyに続く4つ目のAWS認定となる。

 

 

[試験の概要と試験対策]

公式サイトの説明によれば、本試験は「パフォーマンスの向上、コスト削減、イノベーション実現のために、最適な AWS データベースソリューションの提案、設計、保守などを行う能力を証明」してくれる。

 

出題分野は以下のとおり。

第 1 分野: ワークロード固有のデータベース設計
第 2 分野: デプロイと移行
第 3 分野: マネジメントとオペレーション
第 4 分野: モニタリングとトラブルシューティング
第 5 分野: データベースセキュリティ

 

今回もセキュリティ専門知識のときと同様、NRIの以下のシリーズをメインテキストとして対策を進めた。

 

上記以外には、演習形式の以下のリソースを活用した。

 

RDBやKey-valueだけでなく、グラフDBやドキュメントDBなど普段あまり扱わない種類のデータベースに関する問題も出題された。やはりそのあたりで失点があったらしく、 「第 1 分野: ワークロード固有のデータベース設計」については改善が必要と、スコアレポートに記載されていた。

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試験の前々日に受けた公式の模試の結果が55%とかなり悪かったので、前日と当日の午前中に念入りに復習をして、なんとかギリギリ合格することができた。

 

[受験の動機]

これまでDynamoDBを中心にAWSを触ってきたのだが、RDSを利用したサービスの運用に関わることになったため、開発・運用の勘所を掴む目的で受験を決めた。ちょうど、2021年6月に試験対策本が出版されたのも後押ししてくれた。

 

他にも、今年は会社から受験費用プラスアルファでお金が出るというのも大きい。もう一つくらい今年中に受けておこうかしら。

 

[受験して分かったこと]

専門知識だけあって、グラフDBとか、DMSやSCTといった移行ツールなど、普段全然触らない領域の勉強ができたので、きっと今後何かの役に立つだろう、と思う。

移行については、RDSからAuroraへの移行手順も結構詳しく学べたので、自サービスのRDSもいつかAuroraに移す野望もできた。

 

一方で、DynamoDBの運用周りについてはこれまでの知識を活用できたし、セキュリティ専門知識で学んだKMSの利用方法などは今回の試験でも役立てることができた。 

これまでの基礎を再確認することができた、という意味でも受験してよかったと思う。

 

自サービスのRDSの監視が足りてないところとかに気がつけるようになったので、今後はそのあたりの改善を進めていきたい。 足りないのは監視だけじゃないんだけども...。

 

[まとめ]