AWS認定 DevOps エンジニア - プロフェッショナル (DOP -CO1) に合格した

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無事合格したのでまとめておく。

 

2018年11月にデベロッパー - アソシエイト試験を突破した際に、2019年3月までに合格すると決めての試験受験だったのでちょっと緊張した。

kdnakt.hatenablog.com

 

 

[所感]

今回のDevOpsエンジニア - プロフェッショナル試験に限った話ではないが、AWS認定試験対策の勉強はもちろん本番の受験を通じて、AWSの多様なサービスを現実の場面でどのように使っていくべきかという理解を深めることができた。

実際、本番の試験で「あ、これボスに2年前やってって言われてできなかったやつ!できるようになってたじゃん!!」という出題があり、試験中密かに感動していた。

 

[どんな試験なのか]

公式サイトの説明によれば、以下のような試験だ。

AWS 認定DevOps エンジニア- プロフェッショナル(DOP -CO1)」試験は、AWS プラットフォーム上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、および管理に関する技術知識を評価するものです。この試験は、DevOps エンジニアの役割を遂行している人を対象としています。

 

他のAWS認定試験との関係でいえば、デベロッパー - アソシエイト試験とSysOpsアドニミストレーター試験の上位に位置付けられている。

 

 デベロッパー試験は5つの分野に渡って出題される。

分野 1: 展開

分野 2: セキュリティ

分野 3: AWS サービスを使用した開発

分野 4: リファクタリング

分野 5: モニタリングとトラブルシューティング

 

一方、SysOpsアドミニストレーター試験は7つの分野に渡って出題される。

分野 1: モニタリングとレポート

分野 2: 高可用性

分野 3: 展開とプロビジョニング

分野 4: ストレージおよびデータの管理

分野 5: セキュリティとコンプライアンス

分野 6: ネットワーク

分野 7: 自動化と最適化

 

デベロッパー試験では出題されなかった、高可用性、プロビジョニング、コンプライアンス、自動化といった用語が目立つ。

 

そして、DevOpsエンジニア - プロフェッショナル試験の出題分野は次の4つだった。2019年1月までは。

分野 1: 継続的デリバリとプロセスの自動化

分野 2: モニタリング、メトリクス、およびロギング

分野 3: セキュリティ、ガバナンス、および検証

分野 4: 高可用性と伸縮性

 

しかし、受験準備をしている最中の2019年1月、無慈悲にも次の発表がなされた。

 

この発表に伴い、DevOpsエンジニア試験の出題分野は次のように変わった。

分野 1: SDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル) の自動化

分野 2: 構成管理および Infrastructure as Code

分野 3: 監視およびロギング

分野 4: ポリシーと標準の自動化

分野 5: インシデントおよびイベントへの対応

分野 6: 高可用性、フォールトトレランス、およびディザスタリカバリ

 

デベロッパー試験とSysOpsアドミニストレーター試験の内容がさらに高度になり、構成管理、監視、インシデント対応、ディザスタリカバリなどの分野が追加された。

 

[試験対策リソースと学習方法]

もともと2019年2月下旬の受験を予定していたのだが、試験範囲が追加になりそうだったので、2週間ほど勉強期間を延長して試験に臨んだ。

 

前回アソシエイトレベルの試験を受験した際に利用したUdemyでは、新試験対策のオンラインコースがまだ十分に公開されてはいなかった。

なので、試験対策としてはまず基礎的な知識の勉強のために、デベロッパー試験とSysOpsアドミニストレーター試験の教材を利用した。

www.udemy.com

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最後のデベロッパー試験用教材は前回も利用したのだが、その後のAWSサービスのアップデートにも追従しており、少なくとも2019年内はアソシエイト試験の準備に役立ちそうだった。

 

実践的なシナリオに即した応用的な問題については過去形式の模擬試験と、AWS認定サイトで利用できる新形式の模擬試験を利用した。

www.udemy.com

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動画教材についてはとにかく量が多く時間が足りないので、1ヶ月半ほどかけて、英語の字幕をつけて1.5〜1.75倍の速度で再生してなんとか見るべき教材については全て目を通した。UdemyのPCブラウザ版では1.75倍再生ができるのでそれがちょうど良かった。iPhoneアプリでは1.5倍または2倍しか利用できず、2倍は流石に聞き取れなかったので諦めて、通勤時の電車では1.5倍速で動画を視聴していた。

見るべき教材、と書いたが、アソシエイト試験で十分に学習した領域(EC2とかLambdaとか)についてはプロフェッショナル試験用の動画教材は全て無視し、該当分野の小テストのみ利用した。

 

模擬試験形式の教材や本物の模擬試験(ややこしい……)については、画面キャプチャを取得し、間違えた問題や自信のない問題について、AWSの公式ドキュメントを漁って正解と思われる機能やサービスの利用方法を学んでいった。

PCで取得したキャプチャも含めて、全てGoogle Driveの個人フォルダにアップロードし、通勤中や試験の直前の時間に見直して弱点の強化に努めた。

 

[何で受験しようと思ったか]

2018年の目標の一つが「AWSに詳しくなる」であり、その目標は「AWS認定デベロッパー - アソシエイト試験合格」という形で締めくくられた。

 

とはいえ、アソシエイトレベルで詳しいと主張するのもおこがましいな……とも思っていたので、先のブログにも書いた通りデベロッパー試験の上位にあたるDevOpsエンジニア - プロフェッショナル試験の受験を決意していた。

ソフトウェアに関わる仕事を6〜7年続けてはいるものの、コンピューターサイエンスの学位を持っているわけでもなく、対外的に示すことのできるアウトプットが全くないという状況を打破したいという気持ちが背景にあった。

 

加えて、合格した場合に会社から受験費用の全額補助が出る、というのも動機の一つとして大きかったかもしれない。

 

巷で人気かつ最難関と言われるソリューションアーキテクトではなく、DevOpsエンジニアプロフェッショナルを選択したのは、この受験費用補助キャンペーンで周りの大半がソリューションアーキテクトを選択したからひねくれて、というのもある。

それだけでなく、試験の出題範囲がエンジニアとしての現在のスキルをレベルアップさせてくれそうだったというのも選択の理由だ。DevOpsエンジニア試験には、自分が必要としているデプロイや高可用性に関する知識が要求されており、サービスを安定させて高速で発展させていくにはまさにそういった知識が必要だと感じていた。

また、クラウド環境のソリューションアーキテクト試験はオンプレミス環境とクラウド環境の連携に必要なAWSサービスなども含まれており、その分野には自分があまり魅力や必要性を感じていなかった、というのも大きい。実際にソリューションアーキテクト - プロフェッショナルに合格した先輩に話を聞くと、ソリューションアーキテクト試験ではデプロイ関連でCodePipelineなどCodeシリーズの出題があるものの、Codeシリーズの細かい利用方法までは問われない、と言っていた。そういった意味でも、DevOpsエンジニア試験が自分の必要としている資格だと思い、受験した。

 

 

[受験して何が分かったか]

今回は仕事のスケジュールが読めなかったため、受験の2日前に申込を行ったが、1週間程度の余裕を持って申込を行った方が良さそうだ。 

最大の理由は受験会場である。前回受験時は今回同様2日前の申込で行けたから大丈夫だろうとたかをくくっていたら、希望していた東銀座のテストセンターは1週間以上先の試験日時しか予約することができなかった。希望の受験会場がある場合は早めに申し込むしかない。

希望の時間・会場が選択できなかったので、仕方なく午前中に新宿で受験する羽目になってしまった。自宅からの試験会場への最短ルートには、朝の通勤ラッシュが酷いと噂の埼京線が位置しており、案の定試験会場についたのは試験開始15分前ぎりぎりになってしまった。こうした余計なトラブルにあわないためにも、直前に受験申込をするのは避けるべきだろう。

新試験の受験者の少ないうちにブログ書きたいなどと欲張るべきではなかったかもしれない。

 

AWS認定の公式サイトには、170分の試験ということのみで、試験の問題数は記載されていない。ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル試験を受験した職場の先輩の話によると、1問2〜3分で解く必要があるとのことだったので70〜80問程度と予想していたら、ほぼ予想通りの75問が出題された。

 

知らないサービスに関する問題は考えてもどうしようもないし(DevOpsエンジニア試験でもオンプレミスとクラウドのハイブリッド環境でのサーバー運用に関する出題もあったorz)、見直しの時間も必要だから、と1問2分以下で解き進めて120分ほど時間を使って最後の問題を解き終えたあたりで、猛烈にトイレに行きたくなった。長丁場だからと朝は水分を控えめにし、試験開始前にトイレに行ったにも関わらず、である。

落ち着いて考え直せばもう少し正解率をあげることができそうだったが、多分いけるだろうという手応えがあったので、諦めて試験を終了し、最後のアンケートを記入して提出した。

時間配分はもったいなかったな、とも思うが、合格していたので結果オーライ。

 

[今後どう活かすか]

今の現場を、そして将来の現場を、今回の受験勉強および本番の試験で得た知識をもとに、より生産性が高いものにしていきたい。 

 

そのためにも、今回の合格で満足せず、日々のAWSのアップデートを積極的にキャッチアップしていく必要があると考えている。 

とはいえ自力で頑張るのは限界があるので、AWSのイベントを活用していきたい。6月のAWS Summitとか、11月のre:Inventとか。アメリカ行きたい。

 

[まとめ]

DevOpsやっていくぞ!!