AWS Skill BuilderのAgentic AI Advanced Technical Assessment (L300)を修了し、Agentic AI Technicalバッジを取得しました。
[試験の概要]
Agentic AI Advanced Technical Assessment (L300)は、AWSについてオンラインで学べるプラットフォームAWS Skill Builderで受講可能な、AWS Assessmentと呼ばれるトレーニングの一種です。
トレーニングとはいっても択一選択問題や複数選択問題を42問、2時間の制限時間内に解くもので、AWS認定試験に近いです。
AWS認定試験とは異なり自宅で気軽にオンラインで受験でき、途中で中断して後日再開することもできます。平日は仕事で、休日は家庭の用事で、まとまった時間が取りづらい自分にとっては、大変ありがたいシステムでした。
受験料は無料で、何度でも再挑戦できるのも助かります。
Agentic AIに関する理解が不十分だったので2回不合格になり、三度目の正直でようやく合格できました。試験は英語限定でしたが、ブラウザの翻訳機能が使えたので大きな問題はありませんでした。

ただし、このトレーニングはAWS Partner限定コースのため、受験にはAWS Partner企業のメールアドレスで登録したAWS Skill Builderアカウントが必要です。
[出題範囲と学習リソース]
同じ生成AIを対象にしたAWS認定資格としてAWS Certified Generative AI Developer - Professional(AIP試験)があります。AIP試験も本トレーニングのどちらも、生成AIエージェントの実装、セキュリティやガバナンス、エージェントの本番運用といったトピックが共通しています。
AIP試験と本トレーニングでは異なる点もいくつかあります。
まず、本トレーニングでは、AgentCore PolicyやAgentCore Evaluationsを含む最新のBedrock AgentCoreの各コンポーネントが出題範囲に入っています。AgentCore PolicyはAWS re:Invent 2025でアナウンスされた比較的新しいサービスで、私がAIP試験のベータ版を2026年3月に受験した際にはまだ本格的に取り上げられていませんでした。
また、本トレーニングでは生成AIモデルよりも、AIエージェント間を繋ぐプロトコルやフレームワークへの理解も求められます。
具体的には、MCP(Model Context Protocol)、A2A(Agent-to-Agent Protocol)、AG-UI(Agent-UI Protocol)などのプロトコルや、Strands Agents、LangChain/LangGraph、CrewAI、LlamaIndexといったフレームワークが取り上げられていました。
AIP試験や、同じく機械学習・生成AI系の認定試験であったAWS Certified Machine Learning - Specialty試験では、機械学習や生成AIモデルのファインチューニングや、RAG(検索拡張生成)、ベクトルストアに関する問題が比較的大きな割合を占めていました。一方、本トレーニングでは、よりAIエージェントを開発・運用するエコシステムへの理解が問われている、と感じました。
こうした内容を試験前に理解するために、AWS Skill Builderの中にAgentic AI Advanced Learning Plan - Technical (Partner)という学習プランが用意されています。
AgentCoreの各コンポーネントの要点や、各種OSSのエージェントフレームワークの特徴を踏まえた選定方法が、動画で15時間ほどにまとまっています。練習問題も用意されており、各コースの理解度を確かめるのに役立ちました。
[おすすめ度]
AIエージェント開発に関わるエンジニアに強くおすすめです。
本トレーニングは、AIP試験とは異なる視点で、最新のAIエージェントアーキテクチャを体系的に学び理解度を示すことができます。AWSパートナー企業に所属するエンジニアで、Bedrock AgentCoreやエージェントフレームワーク周りをキャッチアップしたい方はぜひ試してみてください。
[まとめ]
- AWS Skill BuilderのAgentic AI Advanced Technical Assessment (L300)を修了した
- AIP試験と異なりOSSエージェントフレームワークやAIエージェントプロトコルについても出題される
- AIエージェント開発に興味のあるAWSパートナー企業所属エンジニアにおすすめ