『セルフトーク・マネジメントのすすめ』を読んでアンガーマネジメントが多少マシになった

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『セルフトーク・マネジメントのすすめ』という本を読んだ。
 

セルフトーク・マネジメントのすすめ

セルフトーク・マネジメントのすすめ

 

[何で読もうと思ったか]

どこで見かけたんだったか全く覚えていないが、Kindle版をサクッと購入したような記憶がある。もしかしたら期間限定n%OFFとかのセールをしていたのかもしれない。Kindle版だし。

 

ともかく、この本を紹介する文章の一部がここ数年あるいはもっと昔からの、自分の問題意識に刺さった。ように記憶している。

長年の課題と感じている部分ーーアンガーマネジメント。

 

自分は割と気に入らないことがあるとすぐキレるようなところがあって、常々そういう部分をなんとかしたいと思ってきた。

 

目次は次の通り。

はじめに
Part1 セルフトークとは何か
Part2 セルフトーク・マネジメントのための基礎知識
Part3 セルフトークを「変える」-ネガティブな感情から脱する方法
Part4 セルフトークを「使う」-行動を強化・修正する方法
Part5 セルフトークを「減らす」-集中力を高める方法
Part6 セルフトークを「なくす」-最高の実力を発揮する方法
Part7 セルフトーク・マネジメントで何が変わったか

 

[読んで何が分かったか]

セルフトークとは、本書の定義ではこうだ。

セルフトークとは、感情や欲求、思考、行動の引き金として、自分の中に生まれる「言葉」

 

セルフトークと感情、行動の関係は次の様になっている。

  • 人間には判断基準であるビリーフ(価値観、世界観、アイデンティティ)がある。
  • ビリーフが他人や環境から刺激を受けるとセルフトークが発生する。
  • そうして生まれたセルフトークが感情を決定する。
  • 最終的には感情が行動を決定する。

 

職業柄、このあたりでJavaScriptとかのイベントハンドラ的なものを思い浮かべたが、なんとなく自分自身を振り返ってみると、思い当たるフシがある。自分の価値観に沿わない事象に遭遇すると、「こうあるべきなのに」 というセルフトークが発生して、イラっとしてしまう。そして、何かしらのあまり良くない、感情的な行動に出てしまうことがある。

 

セルフトークを利用して自分をコントロールしていくための第一歩は、「セルフトークの存在を知」るだけで良い、と筆者は述べている。

「認識すること」は、セルフトーク・マネジメントにおけるもっとも重要な基本

 

実際、セルフトークの存在を知って、多少だが良い変化を感じることができた。

例えば、コードのレビュアーとしてコピペを2回も3回も繰り返したような酷いコードを見たとき。例えば、子供達が言うことを聞かずに遊び続けているとき。

セルフトークといえるほど、確かにそれが言葉であると認識できたわけではないが、何かモヤモヤとしたものと、それに続く怒りの感情を認識することができた。おかげで、即時の反応的な行動を起こすのではなく、一呼吸おいてからコードの修正方法を考えて提案したり、落ち着いて今やるべきことを指示したりといった対応につなげられた。

 

怒りのピークは数秒と言われている。セルフトークを認識することで「あ、自分は今こういうことを考えているのか……理想はこうなんだけど、現実はそうではないな……」と客観的に考えることができ、6秒程度ならあっという間に消費されてしまう。

そう言う意味でも、セルフトークを認識することは、アンガーマネジメントに役立つのかもしれない。

www.cafeglobe.com

www.lifehacker.jp

 

[今後どう活かすか]

本書では、セルフトークを認識するところから始まって、自分にとっては高度と感じられる内容に踏み込んでいる。

アンガーマネジメントの領域だけでなく、普段の仕事においても、Part3以降で書かれている「セルフトークを変える、使う、減らす、なくす」といったレベルには到達できていない。特にPart5で書かれていたように、「未完了」は無意識にネガティブなセルフトークを発生させ集中力を低下させるという点に注意し、先延ばしをなくしていきたい。

 

また、セルフトークをなくし達人の領域に到達するには、「結果や目的ではなくプロセスを重視すること」が重要であると説かれていた。今の自分はなんのためのプロセスなのか?という目的を欠いている状態に近い。なので、結果や目的を見定めた上で、プロセるを重視し、達人への道を進んでいきたい。

 

[まとめ]

Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate. Hate leads to suffering.

 

暗黒面を避けて進もう。