技術書典5で買って読んだ本の紹介第5弾!かつラスト!
[何で読もうと思ったか]
しがないラジオリスナーとして気になるポイントである、概念登壇やbot疑惑で有名なてぃーびーさん(発音は下記ツイート参照)が本を出されるということで、実在確認がてら技術書典5の会場現地で購入。
本人(概念)が正解です "ご本人の脳に直接語りかけパートを聴き直してみると「てぃー↑びー↑」だけど、zuckeyさんとかは「てぃー↓びー→」に近い気がする" / “2018年49週目のポッドキャストの話とか - kdnakt b…” https://t.co/EgvVOs8KHz
— てぃーびー (@tbpgr) December 11, 2018
※概念登壇についてはこちら。
あとは、昔からセイチョウって何なのか今ひとつ分からないでいるので、何かヒントになればな、と思って。
頁数と値段は、120頁1000円。ダウンロードカードもついてこの値段。
お買い得すぎる……。
目次は以下の通り。
第1章 ハイスコア・ボーイ
第2章 スゴクナイ・ジャーニー
第3章 マヨイ・ジャーニー
第4章 言葉のセイチョウ・ジャーニー
第5章 行動のハードルを低くするジャーニー
付録 みんなのセイチョウ・ジャーニー
セイチョウはともかく、ジャーニーがゲシュタルト崩壊してきた……。
[読んで何が分かったか]
色々なセイチョウの定義の仕方がある。
ポジティブ・フィードバックをベースにした続けたい欲求による上達=セイチョウであり、振り返りは欠かせない。振り返りのツールとして、ストレングスファインダーや今日幸せだったことを3つ書き留める手法、KPTやなぜなぜ分析や高度マッピングを利用すること。セイチョウのために好奇心、持続性、楽観性、冒険心、柔軟性といった特性を大事にすること。とりわけ言葉のセイチョウのために、対象となる言葉の理解を疑ってみること。セイチョウするために小さな行動を習慣化し、振り返ること。
何かができるようになること、できることが増えることという成長そのものについて書く人もいれば、正のスパイラルの一歩、モチベーションの源泉といった風に成長による変化について書く人もいて、成長は多様な視点で捉えられるものだと分かった。
[今後どう活かすか]
巻末に読者への4つの質問が掲載されていた。
- 成長とは?
- あなたが成長にとって重要だと考えるものは?
- 充実とは?
- あなたが充実にとって重要だと考えるものは?
せっかくなので回答しよう、と思ったが、考えれば考えるほど成長とは何なのか、充実とは何なのかよく分からなくなってきた。
小さな習慣の積み重ねによって、これまでできなかった何かができるようになり、充実と成長を感じられるようになるかもしれない。でも、目標も何も持たずにただがむしゃらに頑張っても、何かしらの成長は得られるかもしれない。そして、その場合、充実はあまり得ることができない気がする。
そんなぼんやりとした回答が、今の精一杯。
前半がこの2年くらいの経験をベースに、後半がそれ以前の経験をベースにしている。両者の間には、20代の自分の墓碑が立っている。今は、40代50代あるいはその先の充実を目指して、黙々と何かを積み重ね成長するのみであると考えているが、しかし、その深い意味についてはあまり考えていない。ただ、積み重ねるのみ。
2019年はもう少し、自分の考えを深化させ、この4つの質問にきちんと回答できるようになりたい。
それもセイチョウだろうか。
[まとめ]
そして旅は続く。