2回目のオンラインサークル参加です。やっぱりドキドキ。
[TLS季報 vol.2]
vol.1と名付けたからには、vol.2を出したいところ。
と書いたので、有言実行です。
当ブログにて連載中の「今週気になったTLS関連のニュース」を『TLS季報 vol.2』としてまとめました。
目次は以下の通りです。
はじめに
第 1 章 変化する TLS
1.1 TLS フラグ
1.2 TLS 拡張
1.3 TCP/UDP と TLS
1.4 over TLS第 2 章 耐量⼦暗号(PQC)と TLS(2024 年春バージョン)
2.1 Google Chrome 124
2.2 Kyber をめぐる問題
2.3 メッセージアプリと耐量⼦暗号第 3 章 認証局関連インシデント集(2024 年春バージョン)
3.1 Entrust の事例
3.2 GLOBALTRUST の事例
3.3 Google Trust Services の事例
3.4 Sectigo の事例付録 A サーバー証明書トラブル集(2024 年春バージョン)
A.1 Microsoft の証明書ミス
A.2 証明書有効期限切れ付録 B 最近出版された本
B.1 プロフェッショナル TLS & PKI 改題第 2 版
B.2 SSL/TLS 実践入門
表紙など合わせて37ページ、字数は正確にはわかりませんが初稿の段階では14000字くらいありました。
内容に自信のない部分が多いのは前回と変わらずですが、せっかくなので500円の値段をつけてみました。ありがたいことに、2024/05/27(月)の段階で10冊以上ご購入いただいています。
前作のTLS季報 vol.1も合わせてどうぞ。こちらは引き続き無料公開中です。
[執筆雑感]
前回の脱稿がギリギリになった反省を活かして、3月下旬から早めに執筆に着手。しかし、年度替わりで仕事が忙しかったり、やる気が出なかったりして、結局まともに本文を書き始めたのはGW中になってからでした。
前回同様、書きたい内容を「今週気になったTLS関連のニュース」から見繕って、構成を決め、肉づけする、という順番で執筆を進めました。いきなりRe:VIEW記法で書くのは自分にとっては難易度が高く、また、外出先にてスマホで執筆を進めたいという事情もあり、初稿の作成は前回同様Google Docsを利用しました。
初稿完成後の校正や脚注・リンクの追加、PDFの作成については前回同様、Re:VIEW Starterにお世話になりました。
前回は時間が足りず、参考リンクをあまり貼ることができませんでしたが、今回はかなりの量を盛り込むことができました(自己満足)。お役に立つかはわかりませんが...。
最終的に技術書典16開始当日の14時前にPDFをアップロードし、20時前に審査通過のメールが来て、無事販売開始することができました。
さて、vol.3はどうしようかな...。
[まとめ]
- 買ってください(500円です)
https://t.co/gRuJYzbY9i
— KIDANI Akito (@kdnakt) 2024年5月25日
というわけで出ました🙇
ご笑覧ください。#技術書典