SaaS on AWS 2023というイベントのDay2 SaaS Technologyで部署代表で登壇させていただいた。
[SaaS on AWS 2023]
公式サイトによると「年に一度のAWSのSaaSに特化したラーニングカンファレンス」とのこと。2023年は10月10日と11日の2日間にわたって開催された。
自分はアジェンダにある通り、Day2 SaaS Technologyで「大手法人向けマルチテナント SaaS におけるセキュリティ実装をご紹介」というタイトルで登壇した。
登壇前にTwitterで会社の公式アカウントからも紹介してもらえたし、同僚各位もたくさんリツイートしてくれた。感謝。
目黒セントラルスクエアで僕と握手! https://t.co/h4hOdz2UZJ
— KIDANI Akito (@kdnakt) 2023年10月3日
[準備のふりかえり]
8月頭くらいに上長から「行ってきて」と言われてなぜか登壇することに。エンジニアとしてのキャリアのこととかあまり考えていなかったので、こうやって発表の機会をもらえたのはありがたかった。
AWSの担当の方と2、3度打ち合わせをして、話す内容の方向性を決めていった。タイトルやセッション概要は2週間くらいで決める必要があったので、話す予定のポイントを伝えたらいい感じの文章にしてもらえたのでとても助かった。
9月2週目に内容の相談をしたときは(セッション概要を決めてから1ヶ月近く経っていたのに)なんとなく話す内容を書き出した乱雑なアウトラインだけしか用意できておらず、全体のストーリーも何もない状態だった。AWSの担当の方からは一旦内容的にOKをもらえたので、話す順番を整理して、そこから10日くらいでなんとか資料を作成し提出した。社内の広報チェックなどレビューがギリギリになってしまい大変だったので、次回社外で登壇する際はもう少し時間に余裕を持つようにしたい...。
最大の反省点として、資料の提出時点で一度も通しでの発表練習をしていない状態だった。流石にまずいと思ったので、提出後に何度か練習したところ、20分の予定のところが15分で終わってしまったり、反対に30分近くかかったりした。実際に資料をもとに話してみると、この文章いらなかったな、文章の順番おかしいな、というところが結構あったので、次はちゃんと練習までしてから資料を提出するようにしたい。
ちなみに、登壇直前に他の登壇者の方と話していたところ、発表時間や資料について似たような話を伺ったので、そういうもんなのかもしれない。
[当日の様子]
午前中に目黒セントラルスクエアに移動して、リハーサルを済ませた。5分くらい、マイクで軽く喋ってクリッカの動作確認をしただけ。本当はここで、資料がちゃんと最新版になっているか?とか確認しておくべきだったな...と、控室で登壇を待っている間ずっとモヤモヤしていた。
リハーサルの後、ついでにAWSの担当の方に食堂とかAWS Startup Loft Tokyoとか、AWS社内を案内してもらった。あちこちにIt's Still Day 1とか、Diversity & InclusionとかAWS(Amazon)の文化を象徴するようなことばが壁に書かれていたのが印象的だった。AWS Outpostsの実物が展示されていたのも見れて面白かった*1。
午後はいくつかのセッションに参加したが、自分のセッションが始まるまでずっと緊張していて、話の内容があまり頭に入ってこなかった...。分社前の会社で一緒だった人たちが登壇されていたり、会社の同僚がたくさん応援に来てくれたりしたおかげで、なんとか緊張を和らげて本番を乗り越えることができた。
本番では、若干早口になってしまい、話す内容を端折って18分くらいで終わってしまったのが心残り。あの辺もっと詳しく話せばよかったな...。登壇後は緊張から解放されたので、各社のCTOがパネルディスカッションをするのを最前列で聞いたり、普段リモートで話せない同僚と対面で会話したりしていた。
ありがたいことに、終了後のネットワーキングパーティの時間で何人かの方に声をかけていただいて、登壇内容の詳細や弊社製品についてお話しする時間も持てた。自分が話した内容は、自分がメインで開発した部分はほとんどなくて、部署のみんなが時間をかけて作ってきた部分なので、そこに関心を持ってもらえたのは嬉しかった。
登壇のおみやげももらったので、この秋はモダンアプリケーションに入門しようと思う。
そういえばお土産もらったのでした
— KIDANI Akito (@kdnakt) 2023年10月11日
ありがとうございます!入門するぞ〜 pic.twitter.com/26IVb1witU
[まとめ]
- 登壇はいいぞ
- 次がもしあれば事前準備もう少しがんばる
*1:同行していた方は「この部分は○○製のハードですね」と微妙な形状の違いを読み取っていてすごかった。