Developers Summit 2020の2日目に参加した

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2020年2月14日(金)に目黒のホテル雅叙園東京にて開催されたDevelopers Summit 2020の2日目に参加した。

前日に続けて2日連続での参加。

event.shoeisha.jp

kdnakt.hatenablog.com

 

 

[セッション以外の感想]

朝は保育園の送迎に手間取り、やや遅刻。10時からのセッションを予約していたのだが、会場に入れたのは10:20だった。無念の立ち見。仕方ないので、立ち見の間はiPhoneでメモをとることに。Gmailのアプリを起動して自分宛のメールにセッションで気になったポイントをメモした。

 

お昼は昨日と同じサンドイッチありがたや(写真は省略)。

 

今日はアンケートに回答したのでノベルティがもらえた。ペンとバッジ。ペンは比較的実用的だけど、バッジどうしようかな。そう言えば、ここ一年くらい会社でもペンほとんど使ってないな……とりあえず予備的にカバンに入れておこう。

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前日のセッションでもいくつかアンケートをやっていたけれど、名刺を貼らないといけないタイプのやつだったので回答しなかった。ちょっと申し訳ないかな。

 

[セッションの感想]

参加した全セッションの感想を書く体力がないので、特に印象に残ったものの感想を。

 

14-A-1 チーム・ジャーニー 〜逆境を越える変化に強いチームをつくりあげるまで〜

変化に強くなるために、役割にこだわるのではなく学びを中心に考えよう、役割は変わっていく。専門性を捨てる必要はないが、役割の外も理解して状況に適応しよう、というお話。

2年前にカイゼンジャーニーを読んだときにも、「あなたは何をしている人なんですか?」の問いに答えられなかった。多分、今も答えられない。セッションでは、タフな問いだから答えられない時もある、チームとして、あるいは他者と比較することで多少見えてくるかも、というヒントがあった。自分はどこへ向かおうとしているのか、改めて考え直したい。

www.slideshare.net

 

14-A-2 新しいHTML<portal>を利用した画面遷移設計 〜PayPayモールとYahoo!ニュースの事例を添えて〜

PayPayモールの事例とYahoo!ニュースの事例を動画で紹介しつつ、ネイティブアプリかのようなシームレスなWebアプリの画面遷移の実装時の注意点の説明があった。まだ使えるブラウザが少ないので、基本となるUXを決めてからportalのようなリッチさに進むのが良さそうに感じた。

portalの実装方法がシンプルなサンプルとともに提示されていて、とてもよかった。今の自分の業務内容的には必要ない分野だけど、いつか使うかもしれないので覚えておきたい。

www.slideshare.net

 

14-B-4 プロダクトを10年運用するチームをつくる

システムを触り続けないと、昔みたいに「動いているソフトウェアを触るな」となってしまう、そうならないためにどういうことをしてきたか、という話。

セッション中ではさらっと流された細かいポイントだけど、火曜と木曜にリリースするというのはうちもそうしているので、とても共感できた。といっても、同じ理由かはわからないけど……。Twitterも、金曜にはデプロイするな、とよく言ってるからそういうことだとは思う。

ラクティスとして、以下の3つが紹介されていた。

どのプラクティスも、ちゃんと機能していてすごい。スキルマップは、スプレッドシートの条件付き書式と組み合わせて、異動や退職時の影響・リスクを瞬時に把握できるのがよかったけれど、そのためには定期的なメンテナンスをやり続けることが不可欠なので、継続できていることがすごいと感じた。

障害対応演習も、「偶然」昨年夏のAWS障害の直前にリージョンダウンの演習をやっていたので影響を最小限に食い止められたという。これも計画的に色々やっているからこそで、いわゆる計画的偶発性の一種だと思う。後、実際の障害直後に、障害対応に参加しなかった人がメインで演習をやるというのも良い習慣だと感じた。

式年遷宮は、ちょうど自社でも必要だな、と感じている部分……頑張ろう。

 

14-C-5 クラウド・ネイティブ時代に最適なJavaベースのマイクロサービス・フレームワーク ~ Helidonの実力を見極めろ!

珍しくJavaの話。Oracleクラウドに最近大阪リージョンが出たよ、など色々最近の話も聞けた。

なんとなく「エライドン」とかって発音するのかと思ってたけど普通に「ヘリドン」だった。エイゴムズカシイ。

Helidon特有の話、というのはJPA/JTA関連の部分と、gRPCサポートくらいだろうか。基本的にEclipse MicroProfile準拠だということで、 その部分についてはQuarkusとあまり違いがないように感じた。当然ながら両者ともMicroProfileの仕様に準拠しているので、違ったら困るのだけれど……。

gRPCはちょっと触ってみたいので、2020年のどこかで触れると良いな。 

togetter.com

 

14-A-6 世界最高の靴売場をシューカウンセラーとともにデジタル変革してみた

伊勢丹三越の靴売り場の話。IM Digital LabのIMって伊勢丹三越だったのか……。

靴売り場(伊勢丹用語だと「お買い場」)の人たちが主導してプロジェクトを立ち上げ、役員層を動かしてアジャイルを導入し、大盛況につながった、と。すごいプロジェクト。システム開発チームだけでなく、靴のバイヤーも、現場のスタイリスト(販売員)も、計測器のメーカーも、みんなが当事者意識を持って進めたのがすごい。他にも、お客様を巻き込んでアプリの改善をしたりとか、既存の開発チームとも協力してAPI連携したりとか、多様な登場人物・チームが「ともにつくる」を体現していると感じた。

どこからでも、平日日中でも本番リリースができる環境を整えていく姿勢も見習いたい。

ラストのところで、会場の大半を占める男性向けに、男性版のサービスも春にリリースされるから来てね、と案内が。商売上手だ……。

 

14-A-8 キャリアトランスフォーメーションをみんなで考えよう~開発者から事業責任者、役員へのキャリアパスはどうよ~

<岩切さんパート>

マネージャ、役員にならなくても、損益計算書とか会社のミッションとか、エンジニアだからと言って無視しないでちゃんと見るようにする、ビジネスにも口を出していけるともっとよくなる。そういう方向性として、事業責任者とかのキャリアパスを紹介する場、というテーマの紹介があった。

損益計算書とか、利益がどうとか、以前も一度言われたことがあったけど、結局あんまり気にしてないので、よくないな……と反省。とは言え、何かができるわけではないのだけれど……自分としては、やはり専門性を磨いていく他ないのでは?と感じている。だって、じゃあそっちもソースコード見てよって思ってしまうので。いかんいかん。

 

<市谷さんパート>

n次受けの組み込み開発からスタートして、仮説検証+アジャイルで勝負するために起業。価値を出せることを証明するための起業。

なんとなく身を委ねるのではなく、良いと感じた方に一歩でも踏み出して、自分は何をするものなのか問い続け、向き合い続ける、という熱いメッセージ。

新刊のチームジャーニーもKindle版を買ったので、踏み出し続けるために読みたい。

 

<石井さんパート>

日本は意外と家族経営が多く、事業承継に問題があり廃業も多い。

エンジニアから経営に移っても、Try&Errorとか、課題の論理的な分割とか、生かせることはたくさんあるよ、と。

意外とそういうもんなんだろうか、というのが正直なところ。将来どうしようかな……。うちも事業承継関係ないこともないし。

 

<黒田さんパート>

巻き込まれ力、知的好奇心をキーワードに、計画された偶発性理論に寄せたキャリアの話。でも、コントロールできる部分はコントロールして、波が来たら波に乗っていく、と。

組織の構造、課題の構造を理解して、ハックしていくという話は、今日の別のセッションでも言われていた。人間はシステムと違ってやり直しがききづらいから、個人的にはどうしてもそっち方面は消極的になってしまうが、意外となんとかなるのかもしれない、とも思った。

 

<パネルディスカッション>

問い:マネージャ、経営者に向いてる人は?

市谷さんの回答:視座を変えられる人。プロダクトとして、組織として、全部考えられるのが醍醐味でもある。

石井さんの回答:向いてないと言えない立場、やるしかない。覚悟を決められるかどうかが重要。スキルは学べば良い。人を喜ばせる、その事業を成り立たせているというのが醍醐味であり、楽しい、面白い。

黒田さんの回答:エンジニアはみんなマネージャに向いてる。組織図はクラス図、兼務はシンボリックリンクみたいなもの。組織名は変数名とか関数名と一緒で、適当に名付けできない。振る舞いが規定されるまでは正式な名前をつけない。構造物をHackするのは抽象度上げると同じ。対象がコードか、人かの違いで、やってることは変わらない。

 

問い:辛くなったらやることは?

岩切さんの回答:筋トレ。リングフィットアドベンチャーをやっている。自分に優しい、自分を楽しませる時間をつくること。

市谷さんの回答:1人になる。

石井さんの回答:経営者が倒れたらおしまいなので、持続可能なスピード、ベロシティを意識するようにしている。

黒田さんの回答:ゲームやって仕事のことは考えない。で、MPを回復する。

 

問い:ともにつくる組織、環境をつくる上で意識していることは?

市谷さんの回答:人の時間を思う、これまでの流れとか、その時の事情、意思決定などに関心をもつ、尊重する。

石井さんの回答:いろんな人への敬意。自分だけではミートボールを作れない。歴史的経緯に、いろんな人の努力に、敬意を払う。

黒田さんの回答:歴史を重んじること。組織の歴史とか、後から入ってきてアレコレ言うのは良くない。

岩切さんの回答:事業を、仕事を引き継げる相手を育てる。チームメンバーの健康や、給料面などでも心理的安全性に配慮していく。

 

togetter.com

 

 

[参加できなかったけど気になるセッション資料]

最後に、参加できなかったけど内容が気になるセッション資料をまとめておく。(たぶん)あとで、読む。

www.slideshare.net

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[まとめ]

2日間通して、どれも面白いセッションばかりだった!

早く会社に戻って、「ともにつくり」たい!!

まずはやりたいことをまとめないとな……。